2022.02.25
現場 

先行足場。

建て方に先立ち、作業に必要な足場を組んでもらいます。

大規模な工事現場では、建物の概形を入力すると足場を設計してくれるソフトがあって必要な部材まで計算してくれると聞いたことがありますが、住宅では多めに持ってきた部材をその場で判断して組み立てていきます。

奥から組み始めます。45cmごとに高さが調節できる180cmと360cmの鉄パイプを180cmごとに配置します。合理的にできてます。

当然最初はグラグラです。お互いがお互いを支えて何もないところに頑丈な足場を作る。相当に大変な作業です。

建築中は建物に控えをとりますが、その建物が無いため、内側に所々仮設の仮設控えをとりながら組み進めていきます。

半端な角度の斜め箇所もうまい具合に納めてくれて、形ができました。電線が干渉するので、斜めの部分は建て方のとき木材を吊って入れるために空けておき、建て方後に組み直します。

シートを準備。張ってしまうと強風に煽られるので、まとめておきます。

午後半ばで完成。足場組みを全て見たのは初めてでした。職人さんが作業しやすいように気を遣ってくれて、所々に工夫があるのが良く分かりました。

今まで見られなかったアングルからコンクリートを見下ろすことができるようになりました。これで建て方の準備が全て整いました。