2022.03.22
東雪谷の自宅 

筋交い。

木造の建物は、垂直の柱と水平の梁を組み合わせて出来ていますが、それだけではペシャンと倒れてしまいます。柱・梁を垂直・水平のまま維持するために、板を打ち付けるか、ナナメの材を入れて補強します。これらを一体で耐力壁と呼びます。耐力壁をバランス良く配置することが木造設計の要です。

筋交いとは、ナナメの補強材のことです。四角が平行四辺形にひしゃげるような力を、一本支えを入れることでとめることができます。

両方向にたすき掛けをする箇所と、片方向の箇所があります。片方向の場合は効く方向があるので、向きもバランス良く配置します。

柱頭(上部)と柱脚(下部)に、専用の金物を専用のビスで規定の本数以上固定して、規定の強さを確保します。コンセントを付けたい位置は柱脚に筋交いが来ないように気を付けます。

板材と違って、筋交いを避けて窓を入れたり、自由に設備を通したりできるのが筋交いの良いところ。日本古来から続く建築方法というわけではないのですが、在来工法と呼ばれる最も一般的な作り方です。