おうちキャンプ。

年中行事のキャンプ。少し前から、都外に出ない、出ても混んでる、などフワフワ話していたらもう夏休み。今年は流行りに乗って、家の中にテントを張って二泊三日ということで落ち着きました。ルールはただ一つだけ、居室の照明のランプを外すこと。あとは普通にガスコンロで調理をし、家の風呂に入り、エアコンも使います。空気も風も音も全部いつも通りだけれど、オイルランプと蝋燭の炎を見ながらアウトドア用の椅子に座るだけで、単純な私はなかなかキャンプの気分になりました。便利になる、とはある目的のための手段が簡潔になることだと思いますが、目的の部分は時代が変わっても大きく変わらない、とたまに少し不便すると感じます。逃げられない不便の中に叩き込まれたらそんな悠長なことを言ってられないのでしょうが。

たぶん私は子供のころ蚊帳を普通に吊っていたギリギリくらいの世代で、家の中のテントで久々に思い出しました。ノスタルジック。