2021.05.12
設計
計画を練り直す。
ローン審査、ダメだったところもあったものの、まず無事に通していただき4月19日に土地の決済が完了しました。ちょうど立て込んでいた仕事が落ち着き、改めてプランを眺めてみます。ローン審査時は二階建てで考えていた、私と妻と息子の三人が暮らす家。よくよく考えて、三人とはいえいくら何でも狭すぎだろうとのことで、もう一層作る計画で詰め直しております。コンクリートの半地下の上に木造二階建て、もしくは木造三階建て。両方から検討して役所にも相談にいき、良い点と悪い点を洗い出していきます。
ここに至るまでに、バルコニーを無くすことは決まっていました。広々とした雨の当たらないバルコニーはもちろん良いものですが、洗濯物干し場にしかならない狭いバルコニーならば、いっそ無くして部屋を少しでも広く、洗濯物はガス乾燥機を設置することと風の通る室内干し場を作ることで何とかしよう、との結論に至ったのでした。
ですが、三階建てになると、消防隊のため道路に面した1.2m×75cm以上の窓が必要、という制約が出てきます。この敷地では道路斜線制限のせいで大きな窓は取れず、引っ込んだところに付けると、意図せずして無くしたはずのバルコニーができてしまいます。また、木造三階建ては準耐火建築物という火に強い仕様が求められるため、柱や梁を木のまま見せることが難しくなります。外壁で耐火性能を確保して内部は自由にできる仕様を検討したり、考えられることはあるのですが、今のところコンクリートの半地下の上に木造二階建て、を本命としてプランを練っています。