2022.02.24
現場
土台敷き。
今日は棟梁根岸さんの初日。コンクリートの上に土台を敷いてもらいます。土台とは柱を立てるために横に流す部材のことです。コンクリートと柱を繋ぐ重要な材料です。
まずは墨出し。カシラが出してくれた基準墨から土台の位置を描いていきます。
今日使うのはヒノキの無垢材105×105。ほとんどの材はスギを選んでいますが、土台はスギよりも腐りにくく、めり込みに耐えるヒノキを使います。一軒でこの量はかなり少ないです。その下にあるのが跳ね出し部分を支える梁のLVL105×450。
外側か内側、どちらでも良いので、出しやすい片側に墨を打ちます。
アンカーボルトの位置を土台に描いていきます。どんなにコンクリートの精度が良くても、鉄筋の状況にもよるし完全な垂直は難しいので、この工程はプレカットではなく、一つ一つ手作業です。
その位置にドリルで孔をあけます。
気密パッキン。
継ぎ手。
ほぼ敷き終わり。
締め付け。10mmあるパッキンが2mm以下になり、気密性が確保されます。