2022.02.03
現場 

スラブ鉄筋。

コンクリートなどの床のことを、スラブと呼んでいます。slabを英英辞典で調べると「 a thick flat piece of a hard material」とあり、石や木、鉄、など厚みのある一枚板のことをslabと称すようです。建築では、単にスラブといったら主にコンクリートスラブ、床のことを差しますが、大理石の大きな板などもスラブです。

壁から折り返した鉄筋に沿わせるように配筋します。鉄筋は二重になっていて、ピッチ100mmと200mmの部分が構造設計によって決まっています。

防水、配管のため270mm下がっています。このような部分は最初に型枠を組むことは難しいので、下階側の型枠ができたら鉄筋を組んでもらい、その後で型枠を組みます。今日は型枠大工さんと鉄筋屋さんが同時に作業しています。

コンクリートは床と壁、一度に打設するので、床と立上りが内側にできる部分の型枠は浮かせるように設置します。

こんなパーツを使います。これはコンクリート中に残るので必要最小限の数にします。

コンクリートの庇はセパレーターを使わないで作って欲しいとお願いしたいので、コンクリート打設時に孕まないよう、しっかり固定してくれています。